続 いちご、つみつみ

シオン

漢字で書くと「紫苑」
これは花屋さんで買った八重咲きのもの
春に道端にいっぱい咲くのは「ハルシオン」だね若い頃は、牡丹とかカトレアとか
豪華で派手なお花が好きだった。
今はこんな花が好き。

シオンって言葉で、
もう一つ思い出すのは
「シオンの丘」

エルサレム(イスラエルの都市)にある地名で
聖書にいっぱい出てくるの。

幼稚園から高校までカトリックミッションだったから
聖書に出てくる言葉はとっても身近。

イエスキリストが生まれたのもエルサレムの
ベツレヘムという村。

イエスキリストは
ユダヤ教の宗教改革者で
ハムラビ法典の時代から
中東で普通の考えだった
「目には目を、歯には歯を」
に異をとなえた。
これは、生き残るための考え方、だけど
人を幸せにはしない。戦争を生むから。

イエスの言ったのは

「汝の敵を愛せよ」
「右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」

これは、幸せになる言葉だけど、実は
生き残るための知恵の言葉でもある。
みんながそうなれば戦争が起こらないから。

むつかしい、なかなか出来ないことだから
人は、この言葉に惹かれるんだよね

綺麗事の理想、かも知れないけど
理想を失ったら
人間はもう、人間じゃないよね

11/1