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一昨昨日は、小雨の夜でした。
とある人はぐっすりと寝ていて、とある人はもうすぐ12時になるというのにゲームをしていて、とある人は罪悪感にまみれながら駄菓子を食し、とある人は某横広場に屯していて……。
突然辺りが白く光って___気がついたら、建物全てが消えていて、辺りには鬱蒼と茂る草や花(たまに木)と、学校のプリントと筆記用具しかありませんでした。
遠くにもかなり大勢の人がいるようで、
「……何、これ……そういうこと……?」
私が声に出しているかすらわからないくらい小さな声で呟くと、
「今日かラ地球は毎日24:00になるとリセットされるヨう二なりまㇱた」
という人工的で機械的な音声が聞こえてきました。遠くにいた人達も困惑しているようで、ざわめきがさらに大きくなって聞こえました。
数日もすると、人はあっという間に減ってしまい、辺りには高く伸びた草に隠れるようにして積み重なる死骸があるばかりでした。
このままでは人類諸共全滅する。そう思い、まだ生きている人間をかき集めどうにかこの地球で生きていく方法を見つけ出すことにしました。
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