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 私は慌てて筆記用具を片付けて、プロフィール帳を大事に持ちながら椅子から立ち上がった。  続きは明日の朝、学校に行ってからにしよう。学校に遅刻したら大変だもん。 「お母さん、おやすみなさい!」 「おやすみ、春花」  私はお母さんに明るく笑って、自分の部屋に向かってパタパタと歩いて行った。
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