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会社の近くのコンビニで酔い覚ましのアイスコーヒーを買う。
「はい、コーヒー」
「ありがとう」
香織は一口コーヒーを飲んだ。
「くぅ〜、生き返った。これでまた残業できそう」
「岡田さんって本当に偉いよな。俺だったらこのまま家帰って朝早く来るかも」
「私も本当はそうしたいんだけど、朝早く起きれる自信も無いからさ」
「たしかに。岡田さん遅刻ギリギリだもんね」
香織はキリッと春也のことを睨んだ。
「だったら佐川くんも手伝ってよ。そしたら早く終わって早く寝れるから遅刻しないし」
「別にいいけど。その代わり今度ご飯奢ってくれよ」
「オッケー! それじゃあ早速会社の戻ろう!」
「えー、もう少し外の空気吸わせてくれよぉ」
「お互いの為に早く終わらせちゃった方がいいでしょ」
香織は春也の背中を押してオフィスへと戻っていった。
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