トレーナーの女

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ちゅっ ちゅっ ぷちゅっ 音を立てながら、舌で肉棒をスパッツ越しに上下して這う。 鏡には俺の股間に向かって四つん這いになるトレーナーの女が映っていた。 「はあっはあっ。南茂さん今日もイイですね。次、行きましょうか。」 分厚い唇を尖らせ言うと、次の態勢になるように仕向ける。 「はい。」 肉棒は這われただけで既にパンパンに膨れ上がっていた。 ピタピタのスパッツを履いているので形がモロに見える。 それを見ながら女は舌なめずりをした。 ちゅっ ちゅっ ぷちゅっ ちゅうっ 今度は上半身裸で露わになっている乳首がターゲットだった。 これではベンチなど到底できない。 「はあっはあっ」 トレーニングすることも忘れ肉厚ないやらしい唇で俺をリップし続ける女。 「はっはあっ」 女の執拗なリップに全身の力が抜け、吐息が当たるだけでも声を上げそうになるほど、敏感になっていた。 ここに通い始めてから一年ちょっと。 いつまでも理那に見合う男でいられるように、と始めた。 どの女もそうだが、俺から誘うことはない。 ちゅっちゅっ と、何度も音を立てる。 俺の中ではリップ女とよんでいる。 リップ女のリップは音や優しさ、する場所、どれをとってもエロい。 目が合えば必ず舌を入れてキスしてくるところもポイントが高い。 これはかなり勉強になっている。 もちろん、俺がする相手は理那だ。 愛する妻だけだ。 理那に全身リップし、悶える姿を想像すると さらに勃起した。
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