11章 奈々

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11章 奈々

その後 4人で部屋に入って 私は房江を抱いて 酒井は 真紀さんと その後は二人を伏せさせて 酒井と二人で 交互に無毛の膣を舐めたり 二人の中へ 順番に入れて 真紀さんは 房江の大きな乳房を吸ったり 二人で 唇を合わせていたよ 4人の付き合いは続いて 時々、此処も泊りに来たな 感慨深く天井を見て 孝明が起き上がり 部屋の隅の冷蔵庫から ビールを取り出し 啓子を見て 頷く姿に 2本の缶ビールを抱え 椅子に座った 啓子も素肌に浴衣をそのまま纏い  孝明の前に座る 浴衣から乳房の膨らみを見せ  差し出されたビールを 受け取って 部屋に炭酸が抜ける音が流れ 二人で軽く 缶を当て 喉の中を冷えたビールが流れ 火照った体を鎮めるように染みて来た 真紀さんとお付き合いして 2か月位した頃 酒井から 誘われてね 真紀さんを 最初に抱いた時の話をしたと 思うんだけど 啓子は缶ビールを抱え 頷いた *** 酒井は午後の作業を一段落させ  机の上の書類を整理しながら 課内を見回した 真紀が横川に抱かれて 1週間が過ぎ 横川を自宅へ誘い 真紀を抱かせる為 自宅へ電話を入れさせた 後藤の姿を探す 入社して8年 着実に実績を上げ 取引先の評判も良く 学生時代は バスケットボールに夢中でしたと言う体は 身長180センチの長身 営業所の中で一際目立つ 前に座って居る事務員に声を掛け 「 後藤君は? 」 「 〇〇株式会社へ行ってます   帰社は 4時と書いて有りますが 」 事務員は壁のボードを見て答えてきた 頷いて 「 後藤君が戻ったら 私の処へ 」 伝言を頼み パソコンの数字に目を走らせていく 「 只今戻りました 」 机の横に 長身の後藤が立った 「 〇〇株式会社さんは? 」 「 来週 見積という事で 」 酒井は頷き  「 新婚さん今夜 空いてる? 」 笑い顔で訪ねると 「 3年立ったら 新婚とは言わないですよ 」 後藤も笑い顔で答え 頷いて来た 「 何時もの処に 」 その夜 居酒屋で ジョッキを合わせ 「 どうだ 結婚生活は? そろそろ子供の話を   何方の両親も言って来るだろう 」 後藤の顔が曇り 酒井に顔を近付け 「 最近・・・・・・ 」 言い淀んだ 少し酔った目の中に 寂しそうな光を見て 酒井は目を合わせ 促した 「 奈々を愛しているんですが・・・ 」 また言い淀む 「 ここ最近 月に1度位なんですよね 」 酒井は目を見開き 頷く後藤の顔を見直した 結婚式で見た奈々の顔を思い出す 大学時代はミスキャンパスに選ばれた美貌 少しの会話の中で 控えめな会話に含まれる 芯の強さを 感じたのを思い出した ・・・奈々は 男を知らないで 私と・・・ 酒井は呟いた後藤の寂しそうな表情に 視線を合わせ 言葉を促した 「 話、聞いて貰って良いですか? 」 手に持ったジョッキを空け 酒井を見つめ 酒井は手を上げ 近寄って来る店員に 指を二本立てた 暫くすると威勢の良い掛け声と 共にテーブルにジョッキが二つ置かれ 酒井が顎を上げ 後藤はジョッキの中身を半分程を 喉に流し込み 大きく息を吐きだして 「 俺が初めて経験した女性(ひと)・・・   人妻でした 高校時代バスケ部に居たんですが   レギュラーに中々成れなくて 先輩たちは彼女を   作ってデート? 遣りまくってましたね 羨ましかったけど   レギュラーに成りたくて 真面目に練習してたら   高校生活終わってしまって (苦笑いを浮かべ)   大学に入って バスケは辞めましたが 色々体を   動かす物に参加して 大学1年から中学生の男の子の   家庭教師を頼まれて週1回 教えていたんです 」 酒井がその女性かと、問うような目を見て 頷き 「 最初に体験したのは その子のお母さんです 」 「 始めて行ったのは、5月でした 大きな家で   ご主人は海外に赴任して 年に2度程帰って来ると   お子さんの進学の為 奥さんと子供はこちらに   残ったと 最初の時に話してくれて 子供さんは   頭の良い子で 私が教える必要も無いレベルでしたね   中学2年でしたが 3年生の数学を主に教えましたよ   奥様は奇麗な女性で 少しぽっちゃりした体形でしたが   普段着はゆったりとしたワンピースで 膝上のスカートから   座ると 白い太腿が奥まで見えて 最初の日、私の前に   座って話をしている時 見てはいけないと思っても   つい視線がスカートの奥を覗きたい その日何を話したか   覚えてません 覚えているのはスカートの裾から見えた   白い太腿でしたね 」
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