第9章 和恵

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第9章 和恵

** ・・・・ いっ やーーーー ・・・・ 耳を覆うヘッドホンから 犯される人妻の悲鳴 モニターの中で見悶える姿を食い入るように見つめ 坂本泰三は妻の和恵の姿を重ねる 40を越した頃から 夜の営みに不調を感じる様に成り 肉棒の発ちが悪く成り 和恵の白い裸体に体を被せても 柔らかなままの物は役に立たない状況に成り 焦りを感じた時 高校時代の事を思い出す 友人に誘われ 部屋に行くと 親父が隠していた 笑い乍らデッキにテープを入れ 再生されたAV AV女優が待合室でリラックスしている時 打ち合わせも無く 3人の屈強なAV男優が襲い掛かかり 服を引き裂き 裸にすると腰を押し付け 代わる代わるに 輪姦していくシーン 女優が泣き叫び 暴れる姿 3人の男が1巡した時 放心した股間から白い物が ソファーに滴り落ちるのを見た興奮  肝心の部分は 白く暈しが入っていたが 初めて見た AVは泰三の脳裏に深く刻まれた  金曜 退社すると途中駅のネットカフェに 立ち寄る様に成った 最初はOL物女学生 主婦不倫等を 見て 興奮したまま夜の営みを過ごしていたが 主婦輪姦シリーズと ネットカフェの棚に有った DVDを手に取った日から 和恵の犯されるシーンが 目に浮かぶように 画面の中で 作業服姿の男達が女の服を乱暴に脱がして 白いブラウスの前を力任せに押し開き 白い下着に覆われた 乳房を晒し 両の腕を押さえられ スカートを引き下げられて 白いパンティーの姿で 両足をバタバタと動かして 抵抗を続け 乳房は男に揉まれ ブラジャーを押し上げられて 乳首を吸われ 両の手で顔を押さえられ唇を奪われていく パンティーを引き下ろされ 悲鳴を上げる姿が 陰茎に血が巡り スラックスを押し上げて来る 結婚して17年 妻の和恵も39歳 事務員として働いていた 和恵と付き合い 22歳で結婚した 付き合い始めて 体の関係を持った時 処女で無い事は分かっていたが 控えめな性格に惹かれて結婚して 男の子を一人設けた 何時の頃からか暗い部屋の中で 和恵を組み敷いて 肉棒を埋め込み 抽送を行い和恵の両の腕が背中へ回されて  荒い息使いを耳元で聞きながら 頭の中で 犯される和恵を見たいと 思うように成り始め 夜ごとの営みの度 荒い息使いを耳にする度 高校生の時に初めて見た AVビデオのシーンを 思い出していた 和恵は求めれば答えてくれるが 明るい部屋を嫌い 自分から積極的に動くことは少ない為 いつの間にか 泰三が求めて 膣を濡らして挿入して 和恵が呻くような 声を上げ 膣が肉棒を締め付けて来ると射精する そんな ワンパターンの夫婦生活 荒い息を吐きだし愛液で濡れた 肉棒を処理して 和江もティッシュで股間を拭うと 泰三の胸に顔を埋めて 「 お休みなさい・・・ 」 呟くように囁き 静かな寝息を立てて来る 此のまま 平穏に終わって行くのか 薄暗い天井に目を凝らし 想像する 昼間のリビング 和恵を囲む男達 屈強な男達が 見悶える和恵の両の手を押さえ ブラウスを力任せに開き 白いブラジャーが明かりの下に ジーンズのファスナーを下卑た笑い顔で 下げて行く男の顏 苦悶の表情で悲鳴を上げ 足を動かして抵抗する姿 ブラジャーを押し上げられ 白い乳房が明かりの下に 両の乳房を乱暴に男の手が押しつぶし 乳首を摘ままれ 悲鳴を上げて抵抗する姿 白いパンティーをゆっくりと 引き下げられ 両腕を押さえられている和恵は足を閉じ 悲鳴を上げ 体を見悶え抗う姿 足の間に男が入り そそり立つ肉棒を余り濡れていない膣に合わせ バギナを前後させ 悲鳴を上げたまま腰を外そうと 身悶える中 男の凶暴な物が膣の中へと埋め込まれ 和恵の絶望的な悲鳴が 部屋の中に響き 男達は和恵を全裸にして 終わりなき蹂躙が 3人目の男が体を外し 放心した和恵の足の間から 白い物が床に止めどなく流れ落ちる姿 泰三の肉棒に 血が流れ始めて来た ** 「 坂本さん お世話に成ってます 今夜当たりどうです? 」 腹の出た菅井が嬉しそうに近寄って来る 「 菅井さん 久しぶり 今日は契約? 」 「 坂本さんに 紹介されて おかげで契約を 有難う御座います   お礼を兼ねて 今夜どうですか? 」 「 良いですね では 今夜6時から 何時もの処で 」 泰三は 部屋を出て行く菅井の後ろ姿を見送ると 家に遅くなると 連絡を入れ 何時も行く居酒屋へ向かった テーブルで向かい合い ジョッキを合わせ菅井が 契約の礼を何度も言って来るのを押さえ ジョッキが3杯目に成った頃 菅井が嬉しそうに 話を始めた 「 いやー 家の奴 ブクブク太って 詐欺ですよ   もう倅もそっぽをむいてしまって 」 「 お子さん? 」 「 違いますよ 愚息 愚息 」 指で股間を指して 「 女房には 友人を押しつけて 友人の奥さんを   頂いているんですよ 見ます? 」 携帯を取り出すと 泰三に差し出して来た そこには 恥かしそうにショートヘアーの 女性が全裸で 膣を指で開いている写真が 「 友人の奥さんなんですが 一目惚れですかね   スワッピングを持ちかけて それから   何でもしてくれますよ 家の奴だと 月Ⅰ   チョンチョンなのに この奥さんだと   二回はしますから 間もなくもう一人   奥さんを頂こうかと 算段しているんですよ 」 下卑た笑いで泰三の手から携帯を受け取り ポケットに収め 泰三に視線を送って来る  
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