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「…………」
表情の変化で俺が考えていることを察したのか、ユウがフフッと不安を和らげる笑みを向けてくる。
「ヨウくん。心配しないで。猫科の動物とオレたちはただ似ているだけ。これが与えるのは痛みなんかじゃなくて、気持ちいいことだけだよ」
そう言うと、ユウは俺のズボンのチャックを下ろした。ズボンの中で、俺のチンコは勢いをなくしていた。だが、それを気にするでもなくユウは大きな手で掴み、外の世界へと導き出した。
ユウはチンコをふわりと包み、優しく扱いていく。俺が単純なのか、ユウという存在に敏感になっているのか、恐怖で縮こまっていたチンコはあっという間に勢いを取り戻していった。
すると、ユウは自身のチンコを近づけ、透明な液体を滴らせる先端を裏筋にこすりつけてきた。
「――――んっ」
ぬるりとした感触に全身が反応する。その反応に応えるみたいにユウは軽いキスを重ね、互いのチンコを密着させた。
俺のチンコに滲んだ透明の液体をユウの指先が絡め取り、二人のチンコに塗りつけていく。すべりが良くなったチンコは、ユウの大きな手に包まれ、まるで抱き合うように互いを擦り合わせていく。
トゲが小さな引っ掛かりになり、ただ擦り合わせるだけとは違う刺激を与えてくる。こそばゆく、背筋にゾワゾワとした感覚が走る。どこかもどかしい、でも気持ちいい。
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