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とある日の深夜。
自分の部屋で、少し前の特撮映画を観ていてたら、
「ぃええぇえぇぇ?!」
夜中であるにも関わらず、大声を出してしまった。
発見したのだ。
映画に出ている、めちゃくちゃ身近な人間。
つまり父を。
父は、別に俳優ではない。
そう。
怪獣から泡食って逃げる群衆の一人として、チラッと映っていたのだ。
「なんで言わないの?!」
朝になって、問い詰めた。
「だって、恥ずかしいじゃん」
エキストラ参加しておいて、よく言うよ!
父も、映画好きだ。
思えば私を映画に目覚めさせたのは、父だ。小学生の頃は、よく父のコレクションを一緒に観てた。やたら、任侠系の映画ばかり・・。でも、親友が実は敵対する組織同士だった、てゆう設定に小学生ながら萌えた。
大好きな映画に出るなんて、羨ましい。
私も応募しよ!
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