1.ニコラオ

7/8
前へ
/13ページ
次へ
「そ、そんなこと僕には」 【ニコラオ、君の信仰が私の力を高める。 私は常に君の側にいる。 さあ、行きなさい】 「(つかさ)!」 目を開けたら、母さんがいた。 真っ白い天井がある、病院か。 「先生!目を覚ましました!」 「何と、あの怪我で生還するとは。 奇跡だ!」 それから僕は色々検査をした。 後遺症も何も残らず、怪我もすぐ回復し。 退院した。 「ニコラオ神父!お帰りなさい!」 「お帰り!」 わあ、と子供たちが寄ってきた。
/13ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加