あとがき

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あとがき

 本作に最後までお目通しくださり、本当にありがとうございました。BLにカテゴリー設定しているのに、ラブはどこ? みたいな仕上がりになってしまったのに、おつき合いくださった読者様には、言葉も見つからないレベルで感謝しております。女の私の目から見て、男の距離感ってちょっと不思議だと、若い頃から常々思って来たものを描きたかったのですが、よくもカテゴリーエラーにならなかったなと、サイトの運営様にもお礼を言いたいです(汗)。  この2023年は、年明けから身近な人たちの生き死にに関わることとなり、そもそも歌活動で無理無茶もしていましたから、ずっと何となく不調なまま過ごしてしまいました。春から夏にかけては、思うように言葉が出て来ずイライラすることも……まあ3年目のスランプにしっかり陥りました。現在男女の恋愛小説を推敲中ですが、全然思うように進みませんでした(ちなみにまだ完成していません)。  この作品は、そんな中でいわば半分息抜きで書き始めて、8万字であっという間に仕上がりました。青春カテゴリーの『あいみるのときはなかろう』の登場人物を成長させ持ってきたもので、歌い手である主人公の三喜雄は私にとって大切なキャラなので、これってどうなんだろうという思いもありましたが、せっかくできたから、推敲してお披露目することにしました。  内容のせいか低空飛行気味でしたが、少しずつPVが上がってきたのでほっとしています。ヒューマンドラマ寄りの作品がお好きなかたにもお目通しいただけたようで、嬉しかったです。  三喜雄はその後、何だかんだ言いながらプロとして歌い始めています。『あきとかな後日談集』にも、「高校時代の1年下の後輩」との関係もあってたまに顔を出しており、12月に札幌の大きなホールで、天音と一緒にヴェルディの「レクイエム」のソロを歌います。やはりラブは無い(笑)ですが、よろしければコンサートの場面だけでも覗きに来てくださいませ。  この度も本当にありがとうございました。 2023.11.28 穂祥舞
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