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「それで早速二人の初仕事のことなんだけど……」
そう言うとおばさんはホチキスで留められた書類を拓弥たちの前にそれぞれ出してきた。
「そこに訪問先と、何をするかを簡単に書いて置いたから。カメラマンと一緒に回ってきて、感想などをメモしてきてくれないかしら。あとはうちの谷川が上手く書くから」
そう言うと、部屋の奥からカメラを持った中年の男性が現れた。
こうして拓弥たちのアルバイトが始まった。同時にこうして拓弥は翔太と出会ったのであった。
(続く)
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