第10話「死闘」

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男が言う秋山要助とは1800年代前半から1830年代に活躍した江戸時代の剣客で…〘扶桑無念流(ふそうむねんりゅう)〙を開いた人物である。彼はその人生で〘鹿島新當流〙…〘神道無念流〙〘天然理心流〙を学び〘寛政12年〙に撃剣館の同門の大橋平吉の仇討に助勢し、剣名をあげた人物であるっ!!? 彼は〘1811年〙に大川平兵衛(おおかわへいべぇ)に神道無念流を継がせ、同じ年に故郷の箱田と武蔵国飯能(現 埼玉県飯能市(はんのうし))に道場「扶桑館」を開き、自らの流儀を扶桑念流〘扶桑無念流〙と称した。 そんな彼に二番弟子が居るのかどーかは定かでは無いが…これだけは言えるっ!!?その生涯で剣客として生き抜いて後世にまでその名を轟かせた剣声は伊達ではないっそれを示すように彼の死後もその名は残り続け今も尚〘激動〙の時代を生き抜いた〘剣客〙の1人として数えられているっ!!!? そして…その秋山要助の〘弟子〙を自負するこの男は何者なのか?それはわからないが…男の身体から発せられる只ならぬ〘妖気〙は男が只の人では無い事を示していたっ!!!?
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