3人が本棚に入れています
本棚に追加
2024/8/13(火)
ばたばたと気忙しい夕暮れ。
今朝は時間が無くて出来なかった洗濯をして、洗濯物を干しにベランダに出る。
その時に見た空模様が、とても綺麗だった。手前は晴れているのに、少し遠くになれば暗い雲が霞のように掛かっていて、本当に何の気なしに「死ぬならこんな日が良いな」と思ってしまった。
好きなアーティストの曲にある歌詞で、「僕が死のうと思ったのはウミネコが桟橋で鳴いたから」というものがあるけれども。
本当に、ふとした瞬間だとか、思い悩んで、とか、希死念慮とかではなく。
何となく。
言うなれば「魔が差した」だとか。
そんなことなのかもしれない。
もしくは、美しいものに還りたいだとか、そうしたものなのかもしれない。
それなら、私が還りたいのは山でも海でもなく。
あの空に、還りたい。
最初のコメントを投稿しよう!