【ジェイク&レイバン】幸せな食卓を

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【読んでも読まなくてもいい小話】  ジェイクとレイバンはかなり長生きをした方で、二人の時間も十年以上ありました。その間、二人でレストランをやりながら幸せに暮らしております。  レイバンの死因は風邪を拗らせての肺炎です。  多分騎士団にいれば助かるものですが、年齢と土地ですね。このような小さな村では医者は一人いるかいないかですから、王都と比べると医療格差があります。  それを含めて、レイバンは受け入れていたかと思いますが。  この二人は比較的穏やかな最後を迎え、双方共に納得しておりました。  そう思うのに、また泣きながら書く私です。本当にこういう話はどっちかと言えば苦手なんだろうな……と思います。  そして他の同期達の事も少し出てきましたが、これは本当です。  この後はチェスターとリカルドの話を書こうかと思っているのですが、これもしんどいでしょう。リカルドに漢を見ますね。  まぁ、トレヴァーよりは大丈夫。トレヴァーも辛い。ランバートよりましだけど……。  これは余談ですが、来世でレイバンはランバート達と同級生で同じ学校に通い、その後は調理師の専門学校で製菓の方面を目指します。  そしてパティシエとなり、ジェイクのレストランのデザートを担当する事となります。  勿論レイバンがΩで、可愛い子が数人生まれて賑やかな予定です。  ジェイクもレイバンも前世からの夢を来世でも叶えた事になりますね。  そんな未来のお話を紡いでいけたらと思います。
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