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記憶の消えた魔族のお姫様
俺は彼女を接吻した瞬間だったその時、体が思いっきり光出すと辺り一面を照らし朽ち果てたダンジョンを真っ白に照らし彼女は体が宙を浮く
豊満な女性の体付きがだんだんと衰え幼児化してゆく、そして髪色が紫色から色落ちして桃色に色落ちして変化していくのが分かった。その時魔法のオーラが点滅すると彼女が落下してくるので慌てて体で受け止め抱えた。
「これで分かったろう!!ショウこれが魔族の本性だ!!あいつらが闇落ちしたら、どんな種族だって皆殺しなんだ!!この女を差し出せ!」
「ふざけるなコウ!!お前が旧友でも俺はどんなことしてもこの子ためにお前を殺す!!」
赤毛の勇者は瀕死でふらふらしながらも生まれもった瞳は赤く、戦い意思に燃えている。青年は彼女をそっと降ろして震える手で剣を抜いた。
あの恐ろしい死闘でも生き抜いたツワモノだ、一般市民の俺の剣術でどこまで通用するか分からないだが、俺はリリムのためにならどんな事致命傷追ってでも、親友をヤル。
「補足せよ!!朝日の記憶にサイレンスメモリー指定ポイントランダムへワープせよ!!」
その時なぞの声の詠唱が聞こえると赤毛の勇者に謎の呪文がヒットすると全身が輝き消滅した。
振り返るとよぼよぼの青白いお爺さんが豪華な杖をつきながらゆっくり俺に迫ってきた。直感でこの爺さんも魔族だと気づいた。
「参戦したかったですが、この地域で最も最強と噂で聞いている勇者だったので、ちょいと記憶操作とワープさせるのに精いっぱいでしたよ。まあ…リリム様がこのような状態というがありますけどね」
「爺さん何者だ魔族なんだろう?」
「すみません状況が状況でしたので、わたくしこのダンジョン《ベルフェゴール》の魔王を務めております。ゾーンと申します」
「お前も目的はリリムか!!」
俺は剣を固く握った
「闘士を収めてください青年よ。もしあなたの敵なら説明する前にあなた事やっております。安心してください、あなたの味方まで言いません、リリム様を守る側といったらよいでしょうか?」
「そうか失礼した。俺はショウ、その魔王のゾーンといったけ?この先リリムの事や魔族事を色々聞いていこうじゃないか」
俺は汗をどっと流したあと剣を収め辺りをようやく眺めるぐらいは落ち着いた。死闘がすべておわったダンジョンはまるで、芸術家が壁画をおもいっきり楽しんだように赤、紫、青の血が、垂れている。そこら中黒いカスみたいな、塊はかつて生き物だった。
ずっと心配そうに眺めていると、まるで子供のような仕草で、目を擦り少女は思い瞼を開けた、やはりおかしい瞳色すら赤い宝石に色合いになっている、覚醒した後の後遺症なんだろうか?
「リリム起きたか?もう大丈夫戦いは終わったんだ」
「えっなんのこと??誰???えっええぇ・・なにここ???怖いだけど?」
リリムはおびえた顔で辺りを左右を見渡すと、怖がり頭を押さえながら恐怖した、そりゃしかたない、こんな力を元々か弱い女の子だったのだ、今はきっと混乱してるのに違いない
「いいだ・・・もうおわったことだ、思いださなくていい」
「いやぁあああ!!・・なにも真っ白なの!!」
「一時的な記憶喪失だろさ・・いいだ、ゆっくり俺の事を思いだしてもらえばいい」
「まだゆっくり休みなさい」
ゾーンの詠唱が聞こえると、リリムはまた寝てしまった。
「やはりこうなりましたか?」
「やはりってことはやっぱり、後遺症なのか?」
「えぇリリム様は、今までの記憶を抹消したのです」
「はあぁあ・・認めないそんなの!!!」
「ショウ様あなたがどう思ってようが、この子は生まれ変わったのですよ、この子はそういう特殊魔族なのですよ」
「うそだろ…俺の今まで守ってきたリリムは、戻ってこない糞…俺のせいだ…俺のひん死を救うため禁断のキスをして、暴走したのが、そもそもの元凶は…」
「貴様がそもそも現況なのだ!!たかが人間死んで、償えよショウ」
ひん死状態だがもう一人、金髪のキザな青い顔した魔族は、魔族剣を杖替わりにようやく歩き、俺の顔と鉢合わせした瞬間刃を俺に向けた。
「いけませんシェール、この男は今やリリム様の精神に互いな大影響及ぼす存在です。禁断キスの覚醒後とはそういうものなのです、剣を沈めてください」
「くそぉおお・・たかが、貴様の回復ためにこんな悲劇が、あってたまるか?わかっているのか!!」
「お前言われなくても、俺だってあの時、なにもできなかった…ただ争いをやめてほしかっただけだ…俺はこの中でなにも力なかったことが今でも悔やむ…ちくしょっ俺がもっと力があれば!!」
「シェールこの件は、戦いに参加した全員に責任はあります。あなたは、リリム様の覚醒力なしで、勇者たちを食い止めたとお考えですか」
「たしかに俺の実力不足だった・精一杯だった」
シェールは愕然として自慢の剣を落としひざまついて、腰を落として地面に向かって喚く
「なあお前ら、リリムを記憶操作呪文記憶を治せよ」
「だからよ!!治せねえ!!なんか勘違いしてないか?これは、絶対的な契約魔法の一種だ」
「詳しく説明しますと、リリム様は不思議なことにキスすることに契約魔法を心うちに秘めていたのか?そういった種族なのか不明です。今回の条件は2パターン確認されました。
第一 死を生き返す禁句魔法を使うための圧倒的の魔力を自分が死ぬまで暴走させる種族の絶対的な契約魔法の発動
第二に関しては おそらくですが、心を許した者だけなら接吻契約により、魔力の崩壊及び、人格の崩壊、おそび身体の劣化というところでしょう」
「俺にたしかにリリムを暴走止めるとき、シェールの命令でキスすべて終わらせるどうこういったけどさ・・その時なんのことか」
「シェール!!なんで魔族常識を知ってて!!リリムの人格を選択した!!もっと他の方法なかったのか」
「知らなかったんだ!!俺は様々な契約魔法を熟知しているし種族も勉強しているだが、リリム様はサキュバスの末裔、母上のリリス様は絶命種でありたったひとりの女性だった。このような種族の契約魔法なってるとは計算違っだった!!」
「ショウ様あまりシェールを攻めないでやってください、あのままですと暴走して30分も戦闘したらあの子の命は魔力により絶命の危機でしたので危なかったですよ。むしろよく気づき接吻の契約だと気づきました。
「憶測ながらリリス様は昔様々な契約のキスにより破壊をおこなったという文献に触れたので直感です。といいつつもリリム様は聖王とサキュバスの末裔やはり想定どうりはいかなかった」
「なあ?これは憶測だが魔族というのはその覚醒すれば、どんな強敵だろうと余裕だろ都合がいいときに何度でも最強の闇落ちでもなってるのか?」
「はぁ~!?お前なぁっ・・魔族をなんだと思っている」
シェールは、怒り任せに俺の服を掴み持ち上げた
「よしなさい、シェール!!彼は魔族というものを無知だけなのです。わたくしゾーンが軽く説明します。」
「この幼児化したリリムを見てください」
「あぁだいぶ以前と容姿も違くて背も縮んでるし!!もしや魔力も」
「そうです!!底に貯め込んだ魔力が、今この子には、まったくないです。それではその状態で覚醒の契約魔法を使った場合どうなりましか?」
「なにも発動しないのか?」
「いや違う…お前は勘違いしている、契約魔法は本人の意思関係なく強制の呪縛といっていい」
「まさかこれって、貯め込んだ魔力を死ぬまで、爆発して力発揮する契約なのか?」
「だから最初からそういってるだろ、このわからずや!!」
シェールは怒りまかせ掴んだ、状態から俺を投げ落とした
たしかに最初からそう説明してたがようやく理解した
「ショウ様後悔はまだ早いのです。あなたにできる恩返しは、昔出会ったリリム様を思って嘆くことですか?」
そうだ!後悔なんかしてる場合じゃない、今あの子に何をやってあげられるかが、俺の恩返しはずだ、そう俺は心に強く言い聞かせた
「じゃあどうすればいい?勇者でも懸賞金かけて確実やるのか?」
「逆効果だ、あいつの力を封印までは何もできなかったからな、むしろ刺客なんか送りこんでみろよ!!逆に仲間に感つかれて、ここがばれるだけだ。むしろ今じゃ無理だ」
「じゃあどうする?」
「我々も無力と心得ています。人間の君に情けないお願いごとをしてるのは、わかっています。ショウ様リリム様をいち早く成長させるのです。」
「断る!!彼女の身の世話だけじゃ以前のリリムの恩返しじゃ返しきれない」
「貴様!!大魔王と言われたゾーン様がここまでお願いごとして!!そしてリリム様を見捨てるつもりか」
「リリムを成長させて、この悲劇何度もやって危機を残り超えろとお前言いたいのか!?」
「それは・・・情けない話しそうとしか言えません」
「俺はお前ら羨ましくもあるんだ、俺は正直なにも力なんてない!!だからゾーンよ!!契約をしようじゃねえか?」
「契約を貴様わかっているのか?」
「あぁ・・わかってる!!死の契約で構わない」
「最強のダンジョンを造ってみせる、もし人間側について裏切ったり、リリムを死なすようなことあったら死に償いの契約魔法とかでいいか?」
「正気か貴様!!永遠と人間の敵になるぞ」
「別にそれでいい!!リリムを守ったあの時からある意味冒険者の追放側と言っていいからな」
ゾーンの解き放った魔法陣は俺に包みこむ。部屋は赤く妖しく光あげやがて、俺の体と心になにか絡みつく快感で焼き尽くす
「くるしぃい・・でもこれでいい、もうこんな悲劇繰り返さない俺は最強な部隊とダンジョン造ってあの子を最後まで守って見せる!!」
そう叫んだ後、目のまえが、真っ白になってゆく…
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次回 カリスマの営業マネージャー、サナが登場!果たして彼女は敵か味方か?
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