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最近友人の作品を読む時間が足りない!
気になっている連載作品は何としても読みたい。
すると新作まで手が回らない。いや、眼がまわらないのか?
が、今日、ふと一つのエッセイが目にとまった。
短いので読んでみた。
“フラジョレット(フラジオレット)”という珍しい楽器の事から始まって、それからそれへと思いが飛躍していく様子が楽しくてとても面白かった。
エッセイに登場する楽器“フラジョレット”。
その奏法や音色は、現在は他の楽器で表現されるようになっており、ほとんど演奏されることがなくなってしまったという小さな縦笛。それはいったいどんな楽器だろう。
調べてみると、16世紀から20世紀にかけてヨーロッパで盛んに使用された木管楽器で、フルートやリコーダーに似た音色だそうだ。
“フラジョレット”という名称は、現在ではフルートやバイオリンその他、各種の楽器の特殊奏法の一つとして定着しているようだ。
楽器のことよりも、その奏法についての説明は沢山あるが・・・・・・。
いやいや、真似っこしたのでなく本物のフラジョレットの音色が聞いてみたいものだ。
検索を続けているうちに、フラジョレット愛好家のサイトに出会った。
どうやらイギリスの弁護士さんが、個人的な趣味で開設しているらしい。
なかなか興味深い。
サイトの最後にコメントを投稿できるようになっていて、様々な国からのコメントがたくさん寄せられていた。
その中に、何と!
「私は過去7年間にオリジナルのフランスのフラジオレットで再生するいくつかのビデオを録画しました。彼らがあなたに興味があるかもしれないなら、ここにリンクがあります」
こんな書き込みを見つけました!
リンクをクリックすると!
おお!聞こえてきました!小鳥のさえずりのような美しい音色!メロディ!
「19世紀後半のベームシステムフレンチフラジオレットで演奏された、(フラジオレット独奏のための「12 グラン・カプリス」)第2番の史上初の録音」と解説されています。
何と嬉しい出逢いでしょう!
まるで宝石がこぼれ出てくるようなメロディ!
感激!
思いがけない宝物を発見!
発見ってシアワセだなぁ!
(完)
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