第一話 謎の男

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私は驚きのあまり、一度扉を閉じでリビングへ戻った。 「えっ?なっ、何⁈  いっ、今の…ひっ、ひっ、人…だよね…⁈」 私は訳が分からず、しばらく動けずにいた。 私の家の中に見知らぬ人が倒れている。 私はこの状況が理解出来なかった。 「えっ…。まっ、待って…。  何で…?どっ、どうしよう…。 これは…じっ…事件?  まっ、まさか…。死んでるの?」 私は突然の事でパニック状態に陥っていた。 (どうしよう…。警察呼ぶ? でも…なんて説明すればいいの? とっ、とりあえず…生きてるかどうか だけでも…確認する…しかないかも…。) 私はその辺に置いてあった箒を握りしめて、立ち上がり、決死の覚悟で廊下への扉を開けた。 そして、恐る恐るその人物の方へ近づいてみた。    
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