出会いは突然に

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「ひとつ聞いてもいいですか?」 私は思い切って気になっていることを彼に尋ねた。 「何でしょう?」 「どうしてうちみたいな所、知っていたのですか?」 「それは、この近くでロケをした時に見えたから。気さくに誰とでも話しているあなたが。」 「え、私!?」 「はい。それでお客さんが帰った頃を見計らってお邪魔しました。」 「見られていたとは、お恥ずかしい...」 私は耳まで熱くなるのを感じた。
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