先行投稿 第1話異色の【buddy】

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ガラッ 教室は、想像以上に荒れていた。 ??「うわぁぁぁ!!」 組み合う、椅子が投げられる。その繰り返し。 二人とも、かなり激高しているようだ。 天野「おい!お前らやめろ!」 生徒は聞く耳を持たない。 俺は早田に飛びつき、腹に膝を入れて寝かせる。 早田「ぐぁ!!」 飛んできた椅子を回し蹴りで防ぎ、長田に平手打ちをお見舞いする。 長田「痛ッ!!」 天野「ふぅ」 二人は落ち着いたようだ。 長田は無事だったが、早田は少しやりすぎてしまったようだ。 ガラッ、と教室のドアが開く。 西垣「天野先生!」 そこには平瀬と、担任の西垣先生が立っていた。 天野「あぁ、西垣先生。今から、この二人を保健室に運びますから、    先生は長田をお願いします。」 西垣「あ、あ、はい……」 俺はポケットからスマホを取りだし、電話をかける。 天野「もしもし八幡先生。天野です。」 八幡「あぁ、さっきぶりですね。どうでしたか?」 天野「今から生徒を二人、保健室に連れていきます。」 八幡「わかりました。」 天野「詳しくは後で、ベッドと、氷の準備をお願いします。」 八幡「はい。」 天野「それじゃあ、行きましょう。西垣先生。」
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