先行投稿 第1話異色の【buddy】

7/11
前へ
/19ページ
次へ
早田「ハハハッ!!」 長田「おい早田!静かにしろよ自習中だろ⁉」 早田「……あ?なんだよいい子ぶって。」 長田「別にいい子ぶってねぇよ。」 早田「ならだまっとけよ。うぜぇんだよ」 長田「はぁー。お前の彼女、めっちゃ頭いいらしいな。」 早田「いきなりなんだよ」 長田「お前、このままじゃ彼女に見放されるぞ?」 早田「は?あいつは関係ねぇだろ」 長田「だから、お前もまじめにしろよ。」 早田「ふざけてんじゃねぇぞクソ野郎!!」 天野「なるほどな。」 平瀬「長田が嘘をついたってことですか?」 天野「いや、あいつは隠したんだ。自分の悪いところを。    子供によくありがちなことだよ。    たとえば、自分が怒られても正当化しようとして、    自分の悪いところを先生に話さない。    そゆことだよ。」 平瀬「そういうことなんですね……」 天野「平瀬、ちょっとやってほしいことがあるんだ」 平瀬「……わかりました。いってきます」 天野「早田、すまなかったな。殴って。」 早田「いや、俺が悪かったんです。」 案外、素直じゃねぇか。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加