プロローグ

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プロローグ

「どうしよう」 明かりもつけない暗い部屋で、1人考えていた。 彼女は新人の小説家。明日提出の作品の題名を決めれずにいた。 今回の作品はファンタジー、それも魔法ものだ。2ヶ月前から書き始め、やっと内容が完成した。だが… 「題名どうしよう」 彼女の頭の中にはいくつか候補があったが、在り来りなものになってしまっていた。 例えば、「魔術無双」。地味に厨二感があったため却下になった。 彼女は突然立ち上がって明かりをつけた。 「やっぱり」 ──────スピカ
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