0人が本棚に入れています
本棚に追加
プロローグ
「どうしよう」
明かりもつけない暗い部屋で、1人考えていた。
彼女は新人の小説家。明日提出の作品の題名を決めれずにいた。
今回の作品はファンタジー、それも魔法ものだ。2ヶ月前から書き始め、やっと内容が完成した。だが…
「題名どうしよう」
彼女の頭の中にはいくつか候補があったが、在り来りなものになってしまっていた。
例えば、「魔術無双」。地味に厨二感があったため却下になった。
彼女は突然立ち上がって明かりをつけた。
「やっぱり」
──────スピカ
最初のコメントを投稿しよう!