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「この後予定は?て言ってももうすぐ0時だけどな。」
「いえ、予定は特に...。」
「んじゃ決まりな。」
「あのっ、ご家族とか、迷惑じゃ...。」
「一人暮らしだから気にすんな。」
「行くぞ、碧。」
そう言って一ノ瀬先輩は歩き出してしまったので、慌てて後ろを着いていく。
10分程歩くと3階建てのマンションが見えてきて、3階の一ノ瀬先輩の部屋に着く。
オートロックを解除して、一ノ瀬先輩に促される。
「お、お邪魔します...。」
部屋の中は一人暮らしには広めな大きさで、シンブルで整っている。
「冷やすもん持ってくるから、適当にソファに座っとけ。」
「あ、はい...」
僕はとりあえずお言葉に甘えてソファに腰掛けた。
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