最終話 好きな人

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私は春くんに電話をかけた。 でも、留守電に繋がってしまった。 私は留守電に伝言を入れた。 『どうしても…話したい事があります。  あの居酒屋で待っています。  来てくれるまでずっと待ってます。』 私は電車に乗って横浜へ向かった。 電車の中で私はあの曲を聴いた。 春くんが歌ってくれたあの曲だ。 私はまた泣きそうになった。 でも、必死で我慢した。 (早く…春くんに会いたい…。) 電車が横浜に着いたのは夜11時過ぎだった。 私はあの居酒屋に急いだ。 駅から歩いて20分の所に居酒屋はあった。  
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