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見上げると 散りばめたような星空
秋の三日月 冴えた光を放って
目を閉じれば 虫の音の海
街のあちこちから 命の声がした
眠っている君を起こしに行こうかな
眠い目をこすりながら 君は僕の隣に座って
この夜をきっと一緒に過ごしてくれるんだろうな
良い人生なのかも知れないね
こんな綺麗な夜があって 僕には
君が居て 過ごしてゆく日々
虫たちが鳴いている
その圧倒的な声が まるで声の海原に
独り漂っているみたいで
僕の祖父や父も幼い頃に聴いていたのかな
星空や月はずっと変わらずに
僕らの世界を照らしている
見上げると 散りばめたような星空
秋の三日月 冴えた光を放って
目を閉じれば 虫の音の海
街のあちこちから 命の声がした
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