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和中5年7月19日
九州大学附属福岡研究所へ、生物兵器を隠している疑いがあり、陸軍の特殊部隊が潜入した。
疑いのある研究者を含め、すでに館内に誰もおらず。怪しい兵器も発見に至らず。
同日の夜、突入した隊員たちが謎の頭痛、めまい、吐き気に襲われる。
その夜のうちに、症状があった隊員がクリーチャー化する。
処理後、朝を迎える。福岡市内で謎の疫病が発生していた。
春日駐屯地に応援を打診。
当部隊と春日駐屯地の部隊、合流の時間にわずかながら誤差があると、当部隊の隊長 (以後、隊長)が指摘。
人間が耐え難い『時差酔い』が起きており、ウイルス感染が微小でもクリーチャー化に至ると推測。
時間の門の強い干渉を福岡市内は受けている状態であると、隊長予測。
福岡市外へ市民の脱出を行う。
福岡市民を受け入れた佐世保、熊本、北九州でクリーチャーウイルスが蔓延する事態になる。
隊長の判断で、南九州へ至る交通網及び関門海峡を封鎖。
九州北部では、時間の流れが安定せず、現在に至る。
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