ザ・ロンゲスト・デイ
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その”箱”は段ボールではなくて、木でできていた。細長くて、人を一人寝かせて入れることができるように作られていた。 すすり泣く声が聞こえた。振り向くと、さおりが泣いていた。トオル君が横にいて、さおりの手を握っている。はるかは今にも泣き出しそうに唇を震わせている。大学生のタケルと高校生のまゆかは神妙な顔つきだ。 いつの間にか、私は”箱”の中に横たわっていた。 今日は長い一日だった。
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