窓越しの練習
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テーブルに肘をついて、川の土手が見える窓をぼーっと眺めていると、大きな月の頭が見えてきて、そのままぼーっと眺めていると、大きな丸い顔が出てきた。 私は、慌てて席を立ち、リュックから筆箱を出して、中から黒のマジックを一本取り出すと、そのまま窓へ移動する。 マジックのフタを開けて窓越しの丸い顔に『 ^_^ 』を描く。 そして、彼と想い思って伝えてみる…「好きです」と。
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