オーマイダーリン ※

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七海は先程の出来事を楽しそうに修作に話した。気がつくと「修くん」といつもと変わらない呼び方に戻っていて、七海の話を聞く修作の表情もいつの間にか元に戻っていた。 「そんじゃあまず、どこいこっか?修くんご飯食べた?」 「ん、さっきテキトーに。ナナお腹減ってる?」 「ううん、オレも食べた!」 「そっか。そしたら…」 先程からやけに視線を感じて、修作は言葉を止めて周囲を見回す。案の定、その視線は七海に向けられていた。 (そりゃ目立つわな…) 修作が小さくため息を吐くと、それに気づいた七海は申し訳なさそうに修作に手を合わせた。 「ごめんね、本当は当番終わったから着替えたかったんだけど、宣伝になるからそのまま行けって言われて…」 「いいよ、大丈夫。看板娘は大変だな」 「えー何それー!」 修作の言葉が不服だったのか、七海は眉間にシワを寄せて膨れてみせる。 「オレ本当は裏方が良かったんだよ!えーたとしょーまと一緒が良かったのに。この服動きにくいし…」 そう言って乱暴にスカートを持ち上げた七海の姿に目のやり場に困った修作が慌てて視線を逸らすと、七海は「どうしたの?」と不思議そうに修作を見上げた。 (パンツは男モノなんだ…) 動揺しながらも、そこはしっかりと確認した修作なのであった。
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