Ⅰ,少女を拾う

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「ただいま.....」 「家...大きいですね...」 そうだろうな...No,2だからとうぜん年収も高いからな。普通に年収5000万くらいはある。 まあ、その年収の半分はユニセフの支援に使っているな。 「こんなところに...住むことができればいいな...」 「そうか?1人でこれくらいの家に住むのは寂しいぞ。あと.....住めたとしてもそれは慣れる。慣れれば人間はもっと高い要望が生まれてしまう。そんな人生はつまらない」 だから、お金は人のために使えばいい。それが俺なりの年収の使っていく方法だ。 「テレビも大きい...エアコンもすぐに涼しくなってる...車もすごい....」 「これくらいは普通だよ......多分?」 あの2人はもっと凄い。家が金ピカのやつもいるし、その一人は家中にルンバを敷き詰めている潔癖症のやつもいる。それに比べればマシな方だろう。でも、風呂はものすごく極めてはいるな。 「いやいや、キッチンとかも凄いですし...IHも、車も、ルンバなんて、初めてつかいました」 「ルンバは何故かみんな買わないんだよね...かなり便利なのに...」 ルンバは「赤字覚悟」と書いているところから買った。みんなにいいことを教えてあげよう。アマゾンとかで何か家電とかを買うときは「赤字覚悟」と書いた方がいい。 良質な家電なのに40%OFFとかもたまにある。 「この空気清浄機はもともと60000万円だったものだ」 「っ!高っ!」 「それが、「赤字覚悟」という1文を入れると25000円になったんだよ」 流石にエアコンとかの超高いものは無理だけどな。 あとは、「在庫処分」とかの単語も付け加えてみるとまた別に安くなるかもしれない。 「スピーカーも大きい、ノートパソコンもある...」 「俺は、休むからな」 「...私も今日は休みます」 「風呂に入ってきな...沸かしてるから」 「でも...」 「いいって、俺の方から言ってるんだ」 俺は、あの子が風呂に入ったあと...あることに気がついた。 「あの子...替えのなくね?」 女性用の服はあるにはある。だが、ちょっとそれがやばいやつ感を引き出してしまうかもしれない服だ。 「なんで...女性用のワンピースを持っているのかの問題だよな...」 確か、暗殺の相手が男嫌いのだったから俺の弟子にワンピースを着て接近してもらった覚えがある。俺が情報を集めるために買ったものだ。 「これを渡して...キモがられないかが怖いところだな...」 俺は、脱衣所に入って、ワンピースをあの子の服がおいてあるところにおいた。 あと、俺は布団を敷いておいたと言った。返事はちゃんと帰ってきた。 そして、もう一つのすべきことをやりに行く。
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