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左眼......俺が殴って失明させた眼だ。色も白色に変わっちまった。
それは、俺の娘だ。
「それは、わたしたちの娘ですわ。どこにいるのか教えていただけませんか?」
「....無理だな...」
「......なぜですの?」
流石にバレていることはないはずだ....
だが.....
「......あの娘がお前らのことを暴露してくれたぞ?」
「「!!!!!」」
「あのガキ....」
俺は、怒りを地面にぶつける。
「失明の原因...外傷性の失明だった...それも、あの娘の目があそこまで変色するくらいの威力...車の事故レベルがない限り.....怒らないんだよ!!」
「うるさい...うるせえ!!!」
バレてしまったらそいつを殺すまで殺す。それが俺の昔の職業のモットーだ。
俺は、昔の職業で使っていた...銃を持つ。それを、こいつに照準に合わせる。
「この弾は殺傷能力が高いぜ?」
「......俺も...持ってるんだけど?」
こいつも持っていやがるか。だが持っているのは俺だけじゃない。
「2対1ならどうです?」
「俺には仲間がいる...だがお前は一人だ...大人しく諦めたらどうだ!」
こいつは手を上げた。最期はこいつの顔を拝んでやろうか。
1歩、1歩...進んでいく。そして.....
「...なんで笑っている......」
こいつはなんで笑っているんだ...こんなことが前にもあった...........まさか......
「....フッ...お前らには暗殺者は向いていねえよ」
「ガハッ」
なんだ....何が起こったんだ...........
俺はここで意識を失った。
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