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Ⅰ,少女を拾う
「3人共、期待してるよ」
「「「了解いたしました」」」
ここにいた4人のうちに黒いスーツ姿で黒い椅子に座っている男性。
代表取締役社長と言うやつだ。辞書的な意味合いでは、企業経営における最高責任者だ。
あと3人、一番左側がで、専務取締役だ。
簡単に言えば、社長の補佐だろう。
真ん中が本部長というもので、すべての工場などの命令を下す者だ。
最後は俺だ。一番右、役職は常務取締役で、簡単に言えば、ほぼ全てを管理する役職だ。
つまり、この4人は、一人でも減ってしまえば会社からしたら、大問題になる大物ばかりだった。
でも、そんなものは全て...表の話だ。
裏役職というものをすべて、この4人は持っている。俺たち3人は...いや、この会社の2割が殺し屋だ。
では、同じく左から順番に言うと、コードネーム「桜霧」、コードネーム「死神」
....どちらも痛そうなコードネームだが、慣れればかっこよくなってくるだろうとのこと。
で、俺のコードネーム「虹」という可愛らしいコードネームだ。
それで、俺たちはヤクザではなく殺し屋だ。だから、裏の方の政府にも関わっている。...まあ、自己紹介はこのへんでいいだろう。
会議の後、俺たちは最高格室をでた。
俺は急にお好み焼きが食べたくなった。俺はすぐに言う。
「...二人はこのあとどうする」
「やっぱり」
「あそこだろ!!!」
「行くかあ。もうタクシー呼んでるから...1番食べた人は全額無料だぞ〜〜!!!」
「「喰うぞ〜〜〜!!!」」
俺たち3人は同率のNo,2のようなものだが、意外と仲が良い。
やっぱりどんな仕事でも友達がいるってのいいものだ。
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