寂しい日々

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寂しい日々

いつも通り時間に、僕は毎日待ち合わせ場所で休むと連絡が来ているのに行ってしまう。 いないと分かっているはずなのに。 本当に心配だ。 体調が悪いのか、急に病気にでもかかってしまったのか。何か休まないと行けない用事ができてしまったのか。 もしかしたら、僕は楽しかったけど、一緒に登校するのが嫌になったのかもしれない。 次の日、どうしても気になってメールを送ってみた。 でも返事は返ってこない。 僕は勇気を出して、彼女とよく話していた女子友達に聞いてみた。 「すみません、田辺さんから休む理由について何か聞いてませんか?」 その女子友達も知らないと答えた。 嘘をついて何か隠しているのか、いや僕の目からはそんな風には見えない。 きっと話していないのだろう。 でも、何もできない自分が悔しい。何か力になれれば、せめて話でも聞かせてくれれば、と思ったが、何もできるわけはなく、ただ時間だけが過ぎた。 それから数ヶ月経って彼女を久しぶりに見かけた。 その彼女は何か気に病んでいるような、どこか足取りが重いような姿だった。 僕はそんな彼女に声をかけた。
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