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「中学生時代は悪かった」
「そんなのいちいち気にしていないよ」
「許してくれてどうもありがとう」
「オレのCD買ってくれ」
「わかった、買うよ」
「それじゃ、またな」マサルは栃の嵐と話し終えて電話を切った。
「何だったのだろうか」と彼は考えていた。そんな昔のいじめなんて気にしていないよ、と彼は不思議な気はした。
「どうしてそういうこと言うのかな、悪口だったり謝ったり」彼は雅子に向かって言った。
「誰と話したの」
「中学の同級生」
「なつかしい人ね」
「それがよくわからん」
「いいじゃないの」
「ままいいいけどね」
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