テレキャスターはマシンガンVol.3

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「中学生時代は悪かった」 「そんなのいちいち気にしていないよ」 「許してくれてどうもありがとう」 「オレのCD買ってくれ」 「わかった、買うよ」 「それじゃ、またな」マサルは栃の嵐と話し終えて電話を切った。 「何だったのだろうか」と彼は考えていた。そんな昔のいじめなんて気にしていないよ、と彼は不思議な気はした。 「どうしてそういうこと言うのかな、悪口だったり謝ったり」彼は雅子に向かって言った。 「誰と話したの」 「中学の同級生」 「なつかしい人ね」 「それがよくわからん」 「いいじゃないの」 「ままいいいけどね」
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