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「あなたは普通のおじさんだから目立たないか?」
「褒めているのだかどうかわからにけどいいかな」
「褒めているのよ」
「そうか」昼飯を食べてマサルは試合会場に向かった。
「試合に出るのかな?」マサルには息子は試合に出るのかわからなかった。
一人車の中でつぶやいていた。
「そういえば清と会ったり、話したりしてないな」
清は行方不明になったと雅子に聞いたので、それは彼にとって心配なことであった。
マサルは目的地に到着した。車を駐車場に止めて球場の中に入った。
「ここか」マサルはよしおに気づかれないようにした。
試合ははじまった。
よしおのチームは後攻になってマサルは息子がスタメン出場することを知った。
試合はいきなり先頭打者に三塁打を打たれた。
「ドンマイ」と声をかけていた。最近は三塁打を打たれたときにドンマイ、と言うのか?
オレのころは黙っている奴はいたな。チームワークはいいな、と彼は考えた。
スクイズを決められて一失点した。その後のよしおのチームは打てなかったが、相手チームのピッチャーの出来が良すぎるのであった。
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