テレキャスターはマシンガンVol.3

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「あなたは普通のおじさんだから目立たないか?」 「褒めているのだかどうかわからにけどいいかな」 「褒めているのよ」 「そうか」昼飯を食べてマサルは試合会場に向かった。 「試合に出るのかな?」マサルには息子は試合に出るのかわからなかった。  一人車の中でつぶやいていた。 「そういえば清と会ったり、話したりしてないな」  清は行方不明になったと雅子に聞いたので、それは彼にとって心配なことであった。  マサルは目的地に到着した。車を駐車場に止めて球場の中に入った。 「ここか」マサルはよしおに気づかれないようにした。  試合ははじまった。  よしおのチームは後攻になってマサルは息子がスタメン出場することを知った。  試合はいきなり先頭打者に三塁打を打たれた。 「ドンマイ」と声をかけていた。最近は三塁打を打たれたときにドンマイ、と言うのか?  オレのころは黙っている奴はいたな。チームワークはいいな、と彼は考えた。  スクイズを決められて一失点した。その後のよしおのチームは打てなかったが、相手チームのピッチャーの出来が良すぎるのであった。
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