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帰りに 仏具屋で 小さな線香立てと杯を購入するのを
千鶴と沙也は不思議そうに見ていた
勇太は言われたように 千鶴と沙也を 自宅へ招いた
千鶴は部屋に入るなり
「くっさーー」 顔をしかめ 勇太はむっとして 睨んだ
勇太は線香を立て 火を着けると 部屋の中を線香の煙が揺らめき
・・・勇太 有難う・・・ 恵美がうっとりと呟き
・・・勇太、少し借りるね・・・ 恵美が心の中で囁いた
勇太はベッドに 腰かけ
「二人 呼んだのは 少し人助けして貰いたいから」
2人が怪訝な顔をして 勇太を見つめた
「私、恵美なの・・」
「・・・・・・・・」 2人が笑いだした
「勇太 冗談旨いね・・」
沙也が笑いながら勇太を見つめた
「沙也 事故の前の日の シェーク代 返さなくて良いから」
沙也が目を丸くして 勇太を見た
「千鶴 杉山先輩と別れた・・夢の中でひっどーーいって、言ってたもんね」
千鶴が目を丸くして 勇太を見た
「貴方・・恵美・・」
千鶴は怯えた目で 勇太を見て勇太が頷いた
「勇太の体 借りてるの 恵美だよ・・」
2人は目に涙を浮かべ抱き着いて来た
・・・千鶴の 胸大きいな・・ウフ・フフフ・・
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