第一話「地面が揺れるような出会い」
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「ああ。夢の欠片とは通称でな。俺はよく知らんが、ここでは星が落ちてくるのだろう?」 「もしかして、流れ星のことですか?」 「知らん。とにかく、俺はそれを探しに来た」 「どうして探しに?」 「質問が多いな。落ちたものを拾うのは当然だろう」 舌打ちしながら答える。意外と口の悪い王子だ。
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