00.OWARI GA HAJIMARI

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カ  ラ  ン そんな余韻に浸る俺が一歩を踏み出した時、まるで目覚ましのように、空のペットボトルが音を立てた。 周りを見渡すと、薄暗い部屋には大量のペットボトルが散乱し、カップ麺の容器と栄養補助食の包み紙、そして澱んだ空気だけが打ち捨てられている。
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