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「……ここまで腐っていたか」
第3都市パルレシアに完全に魔族化した勇者の群勢が現れ、その対応してる隙に、魔力持ちの国家魔導士にエルミアを連れ去られてしまった。
何処に連れて行かれようがエルミアの居場所は特定できる。
そして、転移魔法で駆けつけられる。
「さすがに……これは赦せませんね。私のエルミアに手を出した罪は王国崩壊に値します」
王城にある王太子の寝室。
魔法吸収装置をつけられ魔力回収され意識を失っているエルミアが、今にも王太子に襲いかかられそうになっていた。
王太子を払い飛ばし、ベッドに横たわるエルミアを抱き上げ、転移魔法で王城の外に出る。
「セレヴィスタ王国は滅びるべき」
立派な王城を中に居る人諸共に一瞬で灰と化させた。
怒りからの一刀両断。
セレヴィスタ王国の歴史を終わらせた。
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