バツイチの俺が家政婦に恋をした

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佳乃は離婚を拒否していた。 もう一度やり直したいと言ってきた。 しかし、俺は許せなかった。 俺の頑なな態度が伝わったのか、ある日、佳乃はどこかに行ってしまった。 * * * 食卓の上には、押印済みの離婚届が置かれていた。 俺と息子の和哉(かずや)は、佳乃の帰りを1ヶ月待ってみた。 しかし、佳乃からは何の連絡もなかった。 失踪したのだった。 佳乃は、和哉も捨てたということだ。 俺は離婚届を提出し、バツイチになった。
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