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「料理男子はモテるというし、今日は僕が焼くからね」
素材をボウルに入れた先生、カッカッカッとすばやく混ぜ合わせたかと思うと、ホットプレートの上に見事な円を描く。
そこにくまなく豚バラ肉をのせていったん蓋をする。
蓋を開け焼け具合を何度か確認、よーし、と気合を入れた先生がコテを使ってすんなりと大きなお好み焼きをひっくり返した。
見事にホットプレートの中央に着地したお好み焼きの表面はおいしそうなきつね色をしている。
そのあと、何度も焼け具合を確かめる水野先生。
絶対においしく食べさせてやる! という気合が伝わってきている、ような気がする。
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