いつでもご都合主義
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「どちら様?」 「それはこっちの台詞だけど」 言った彼女の手には、俺が今朝、意中の子の下駄箱に入れたはずのラブレター。 「私のこと、好きなの?」 名前も知らない君だけど――。 「はい」 めちゃくちゃ好みだった件。
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