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エピローグ
「これで最後だ幹部ムーメイ」
『来てみろ勇者』
「行くぞ、闇滅殺剣」
勇者の持ってる剣が光り、ムーメイの体にぶち込んだ
「うぉぉぉぉおおおおおおおおお」
『ぐぉぉおおおおおおおおお、させるかああああ』
ムーメイの抵抗むなしく、ムーメイの体を手ごと切り落とした
『GUAAAAAAAAAAAA』
『俺様が…俺様が負けるなんて…ゴフッ』バタッ
【魔王幹部:ムーメイを討伐しました】
大きぼなアナウンスが流れた、良かった勝ったようだ…
そう思いながら岩の影から出てきた
そう、この岩の陰に隠れていた少年こそ、この物語の主人公である
「おい、アラン、お前荷物持ちなんだからさっさと物拾えよ」
勇者ランスはこそこそと出てきたアランを怒鳴りつける
「お前は戦闘で役に立たないのに、荷物持ちでも役に立たないって言うのか?」
「…ごめんなさい」
「さっさと拾えよ、≪役立たず≫」
「…はい」
(あぁまた長い仕事の始まりだ)
パーティーメンバー達は向こうで勝利の余韻に浸っている
アランはドロップアイテムを一つ一つ≪カバン≫に入れて行った…
数分後
「…やっと終わった」
落ちていたものを全て≪カバン≫に入れ終わった。すると
勇者が近づいてきた
「おせぇんだよ。≪役立たず≫」
「…すみません」
「よーし皆帰るぞそして酒場で宴だ!」
「「「おぉ~!」」」
勇者パーティは帰路につくのであった
宿に着くと、アランはすぐさま自分の部屋に行きベッドに倒れこんだ
コンコン
扉を叩く音で目が覚めた。何分くらい寝ていたのだろうか
コンコン
「あっすみません今出ます」
そしてドアを開けると勇者パーティの魔法使いであるラミレスが立っていた
「アラン、今回のドロップ品についての話があるらしい、ランスが呼んでいる」
「は、はい、すぐに行きます」
アランはランスのいる部屋まで行くのであった…
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