ヨンジュウゴオクネンノムカシカラ・・・

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・・・君と僕が伸ばした指先から・・・ 蔓が伸びて互いに交差し地球と月の引力に それぞれ地上を目指して伸びていく。 そう、その狂おしい程の思慕故に地球から離れようとしている 月を地球につなぎとめるために。 そう、別れを望まない地球の願いに応える月の狂気が。 そう、僕らは選ばれた。 そう地球と月を結び付ける礎に。 そう、僕たちは永遠に離れない。 月よ、 永遠のファムファタル
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