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「英美里……おまえブラつけてないのかよ……」
晃平が小さな声で私に呟きながら私にカーディガンを羽織らせた。
「え?だって私、まだ小学5年生だよ?」
「んな事、言ったって……もう立派に胸あるじゃん」
「へ?」
私は自分の胸元を見た。
確かに胸は少し膨らんでいるがブラをする程ではないかなぁ?と私は思った。
「……別に良くない?」
「良くない!!!」
「なんでよ?」
「俺が気にするから!!!!」
晃平は顔を真っ赤にしている。
「じゃ、どうするの?」
「今すぐブラを買いに行こう!」
晃平は私の手を引っ張りファミリーレストランを出ると、目の前にそびえ立つデパートへと入って行った。
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