ささやかな願い

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秋桜が揺らぐ道を ただ想いながら歩く たくさんの想いも すべてが繋がっているならば 近づいたり離れたり 目には見えない距離をはかって 間違ってばかりの 勝手に笑って泣いて それができる「幸せ」 失敗はする あなたを傷つけたり あなたを大切にしたいのに つまらないことが わたしには大きくて 答えを誰かに求めるから いつだって迷子になる 綺麗な桜色のマニキュア ひと塗りごとに 愛おしく想う気持ちがひとつ 心の中には 大好きなあの花を咲かせて いつか その花のように カラフルにあなたの 日常を彩りを添えたい くるくる動き回るわたしを あなたならば 許してくれるだろう 両手を揃えて 綺麗な服を着て ただそこにいればいい そんな時間はもうたくさん あなたの為に輝きたい へたくそなメロディーでも 走り抜けた先に 必ずしもあなたがいなくても ささやかに願っている いつかは この一欠片のピースを あわせて笑える日が来る 打ち上げ花火は まだあがったまんまだよ あなたにみせる大輪は もう少しゆっくりかもしれない 何かできるようになって 何かできなくなったとして 補いあえるところで ありがとうで笑って過ごそう ささやかな願い また違う形て はじめましてとなっても あなたをみつけて 愛おしいをだきしめたい この空はあなたに 繋がっているならば どんな景色さえも愛おしい 頼りないかもしれない それでも大切な人は 迷うことなく守りたい あなたがもし悔し涙や つらいときには 誰にもみえないように 隠してあげよう 弱さは悪くはないから 弱くもないひとより 乗り越えようとするのが きっと勇気をもらってきている あなた彩だけには染まれない わたしの彩りもあわせて 新しい彩りどりの日々を なにげない日にこそ 「幸せ」をわすれないように ごめんねの倍ぐらい たくさんのありがとうを たくさんの愛おしいを うたた寝する横顔が 無邪気なあなたに そっとふれる心の指先 あなたが明日も 笑ってますように そこにわたしが ちゃんといますように ささやかな願いをこの夜に
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