藤沢美春 〜the after〜

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会社ではじめて本部長を見た時から憧れ、好きになって彼に寄り添った。 彼に献身する事で彼の心を手中におさめた。 奥さんより私の方が良いに決まってる。 老け込んだオバさんなんかより… 彼は私のものよ。そう思っていたのに… あの奥さんのどこが普通のオバさんなの… でも、彼に愛され抱かれてるのは私。どんなに綺麗でも女として求められないんじゃねぇ?お気の毒ね。 そう思ったのも束の間だった。 彼との痴態を夫に見られた。 彼の愛撫に乱れてる姿を。彼を咥え奉仕してる姿を…彼に強請るあられもない姿を… 夫の顔を見る事も顔を上げる事も出来ない。 夫ばかりか彼の奥さん、弁護士達にまで私の全裸を見られてる。 やめて、見ないで。彼と、ふたりの秘め事なのに。 私の嘘で固めた言い訳はいとも簡単に崩れた。 夫は怒り慰謝料を請求額で示談にし、私に支払えと言い放った。 300万なんて持ってない。 弁護士だって証拠は大したことないって慰謝料だって支払わなくて良いって言ったのに。 何のために高いお金払って弁護頼んでると思ってるのよ。役立たず! 彼の奥さんがスマホのアプリを消せという。 嫌よ。彼との連絡方法はもうこれしか残っていない。 なぜ…今朝送ったメッセージ…削除し忘れた。 今までの画像も…みんな知られているなんて。 何より夫にあの画像や動画は見られるとまずい。 今日見せられた動画より…彼や私の局部が…彼が私を突いていたり、お互いを舐め廻して…今アレはまずい。
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