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陸は、一颯の耳朶から首筋までを味わうように舐めた。その間もシャツの中に手を這わせ、胸の尖りを見つけると指先で何度も弄る。
感じ過ぎて頭がぼうっとしてしまう。どうして陸にだけ、こんなに感じてしまうんだろう。
薄らと目を開けると、陸も苦しそうに表情を歪めている。
一颯は、陸のカーゴパンツの前が硬くなっているのを触り、ファスナーを開けて、下着越しにそれに触った。
「おい、ちょっ……」
待ってくれ、と言いながら、陸は身体を起こす。
「なんでだよ 」
一颯が口を尖らすと「感じすぎてヤバい」と陸は、ふぅ、と息を漏らした。
「イけよ」
そう言って一颯は、今度は陸を押し倒した。
カーゴパンツを引っ張って脱がせ、下着も脱がせると、思った以上に立派な陸のモノが立ち上がっている。
「デカ……」
「悪いかよ」
「悪くはないけど……」
こんなモノ入るのか?と一颯は少し不安になる。
思い切って口に含むと「ん……っ」と苦しそうに陸が呻き声をあげた。
その後は、無我夢中でぺろぺろと舐めていく。
「も……い……から、やめてくれ…」
陸が限界に近い声でまた呻いた。
「今度は、俺の番な」
と言って陸にまた押し倒された。
デニムを脱がされ、下着も剥ぎ取られた。
陸は、軽々と一颯の両足を持ち上げ、尻を顕にさせる。
恥ずかしさで、一颯は目を閉じた。
何をされるのか分からない恐怖もあったけれど、陸に全てを捧げられる喜びで、震えそうだった。
陸は、リュックから何やら取り出し「ちょっと冷たいぞ」と言いながら一颯の後孔に何か挿れ始める。
冷たさで一瞬、身体が硬くなったけれど、しばらく指を出し挿れされて、ゆっくりと力が抜けてきた。
指を後に挿れたままで、陸は一颯の性器を器用に咥え、舌を使って感じる場所を探している。
さっきから何度もイキかけている一颯は、もう限界だった。
「あっ……イクっ…」
身体を仰け反らせて、一颯は、すぐに達してしまった。
陸は、白濁を口から垂らし、そのまま一颯の後孔を舐める。
「や、やめろって……」
初めての刺激に、頭が混乱してくる。もう、痛いのか気持ちいいのか分からなくなっていた。
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