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すると優真が『俺の家庭教師は、ここの医学部を出た親戚が教えてくれるんだよ』って教えてくれた。
夜遅くに数時間、教わるだけだって・・・。
岳斗も受験前は教わってたと・・・。
今は夜、親父が教えてくれると・・・。
「夏休み、優真んち行ってもいい?」
「あぁ、俺んちだと勉強にならないし、爺ちゃんの家でもいいか?」
「俺は、どこでも」
「なら俺も」
初めての夏休みは優真と岳斗と勉強すると決めた。
家に帰り『親父、お袋、俺、夏休みの間、優真んちに泊りがけで勉強しに行って来る』と言うと、『曽根田の御曹司の家に夏休みの間、ずっとか?』と親父に頷いた。
でもお袋は『ずっとは申し訳ないんじゃない?間ではうちにも連れてきたら?』って。
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